今日も、立場上PRさせていただきたい話です。

函館を代表するこちらのスポット、何という名前でしょうか?
「かなもりあかれんがそうこ」という答えが聞こえてきたような気がします。
はっきり申し上げますが、だったらわざわざ問いかけません。
函館市民でさえ、「かなもり」と読んでしまう方があまりにも多いので問いかけにした次第です。
正解は「かなもり」ではなく「かねもり」なのです。

こちらをご覧ください。
森の右上に、何やらカギカッコのような記号がありますね。
これが、「かね」と読むのです。
これは、工具の「曲尺(かねじゃく)」を意味するもので、「律儀でまっすぐ」という意味を持っています。
金森赤レンガ倉庫の創始者である、初代渡邊熊四郎がモットーとしていたとされる「商売に駆け引きは不要」ということにも繋がっているとされています。
では「森」はというと、その初代渡邊熊四郎が長崎で奉公していた「森屋」という薬屋の名前を取ったもので、これは、JR函館駅前に7年前まで営業していた「棒二森屋百貨店」に繋がる名前でもありました。
という話を、ガイドをするときには必ずするようにしていますが、お客様の中には、そもそも「かなもり」と誤読されることが多いということ自体を知らない方も多く、やっぱりこの話題は、疑うことなく「かなもり」だと思ってしまっている方にするのが効果的だと実感しているところです。
決して回し者ではありませんが、函館観光に関わる立場としては、ここはしっかりとPRさせていただきたいと思った次第です。